マイクロスコープ精密治療
顕微鏡治療との歩みについて
医科ではすでに導入されている顕微鏡治療が、歯科でもやっと普及しつつあります。
1990年頃にはアメリカの歯内治療専門医になるために顕微鏡治療が必修科目となりました。
国内でも、最近やっとテレビや雑誌などのメディアにも取りあげられるようになってきました。
顕微鏡治療との出会いは、大学を卒業した直後に、初めて開かれた日本顕微鏡歯科学会に参加し、顕微鏡治療のすばらしさと可能性に感動したときからです。
そして、勤務した武井歯科クリニックでは顕微鏡が6台あり、そこで顕微鏡治療のいろはを学んできました。
また、渡米して顕微鏡歯科の世界的な第一人者であるDr.Shanelecの研修施設で直接指導していただき、最先端の顕微鏡歯科を学んできています。
今までの肉眼で見ていた世界と顕微鏡を通してみる世界では格段の差があり、診療のレベルも変化します。
歯科の治療はどれもミリ単位の非常に細かい作業で、削る、詰める、貼る、被せる、縫うといったことに顕微鏡の力が大きく発揮されます。
正確で慎重に確認できることで、患者さんへの痛みや腫れも軽減できることがあります。
また、顕微鏡にはカメラがついているので治療状況をビデオ録画して、わかりやすい説明がおこなえるようになりました。
御茶園通り歯科クリニックに導入されている顕微鏡はDr.Mora が開発しました。
非常に機動力のあるこの顕微鏡を開発者したDr.Moraの医院には、さらに新しいタイプの顕微鏡が置いてあり、顕微鏡歯科の進化を実感しています。
Microsurgery Training Instituteで Dr. Dennis Shanelecに師事 | 開発者Dr. Mora米国オフィス前で |
顕微鏡を用いた治療の流れ
1,検査・診断
まずはカウンセリングルームでお話を聞かせていただきます。その後簡単な検査をします。
※緊急・亜緊急な場合は応急処置をおこないます。
2,問題点の抽出と治療計画の立案と方法の決定
前回の検査結果をもとに、お口の状況と今後の治療についてわかりやすく説明します。
3,治療開始
患者さんに納得していただいたうえで治療がスタート(歯周病の方は唾液検査をします)。
医師、スタッフが丁寧に対応させていただきます。
4,3か月ごとに定期的なメンテナンス
治療後の歯肉や歯の管理をして、口腔内の健康と美しさを保ちます。